2015年12月3日木曜日

20151203 昨日はマザーズオフィスの講座をしました

宮川さんが、キューバに土地を買ったというのを聞いて、大変に驚きました。
キューバがアメリカと交流するようになると、海千山千のアメリカにぼろぼろにされてしまうのではないかと聞いたら、もうすでにそれは始まっているそうです。キューバの理想の医療方針は、アメリカの儲け主義の医療に食いつぶされはじめていて、とくに自然治療の分野が破壊されはじめているそうです。本当に病気が治る医療は、アメリカではあまり評判がよくない。できるかぎり治らないようにして、薬代とか医療費を稼ぐというのが、アメリカの基本です。なのでキューバの医療輸出は、やがては淘汰される可能性はありますね。アメリカでは透析などになると、その患者は金持ちでもほぼ破産することになります。いずれ日本も健康保険などがアメリカの圧力で廃止になり、透析になると、破産する人が増加するのかもしれないです。
9月にマンハッタンに行った時、朝あまりにもたくさんの人がハドソン川沿いをランニングしているので驚いたけど、きっとこの健康志向は、もし病気になると、あまりにも高額な医療費で一瞬で破産するということを意識しているからですね。そのくせ世界1位か2位の肥満 の国です。

で、講座の休憩の時に、中安さんから、新マックブックはUSB端子さえない。なので、外付けHDDとか使えないのかと聞かれましたが、電源端子につなぐUSB-Cのアダプタを使い、そこにD-subのプロジェクタ用の端子があったり、USBがあったりします。しかしUSB端子ははひとつしないので、さらにそこにUSBの拡張のアダプタなどをつなぎます。たとえば、いま、Windows用のマウスと、iTunesのデータの2.5インチのHDDをつないで、ブルックナーを聴いています、新マックブックでです。

iTunesのデータの入ったHDDは、Windows仕様なので、そのままマックでは使えません。ライブラリの形式が違うのです。なので、まどろこしい話ですが、パラレルデスクトップで、Windows7を起動して、この中のiTunesのアプリで、Windows風に、ドライヴFを、iTunesのHDDとして起動しています。
それでちゃんと聴けますが、ただ新マックブックは、CPUの性能がかなり落ちるので、何かアプリを動かすたびに、iTunesの音楽がとぎれます。
バッテリーもきっと容量が少ないはずなので、外付けのHDDを常時回していたりすると、急速にバッテリーがなくなるでしょうね。しかしUSB-cは、スマホみたいにUSBの電源が使えるので、外づけバッテリーも使えるでしょう。
そんな面倒くさいことをするなら、はじめから、MacbookAirくらいにしなよ、という話になりますが、便利でなくても新しいものに走るというのが正道ですから。
新マックブックは進化かというと、ジョブス死後の方針は、退化の方向に向かっているという感じがします。これはいまのアメリカを象徴しているとも思います。わざわざ不便な新製品を出しているのです。